体の冷えは放っておいちゃダメ!

平熱ってどれくらいありますか。最近の若い人達や子供は平熱が35度台だったりするようです。

体温が低かったり、体が冷えていると、体は熱をこれ以上逃がさないように血管をキュッと収縮させて血液をあまり流れないようにします。すると体の末端のほうでは十分な血液が流れないので、酸素や栄養も行き届かなくなります。そうなると免疫機能が低下するなどして病気にかかりやすくなってしまうんですね。

免疫機能のアップはがん予防にもつながるので、ただの冷えと甘く見てはいけません。万病の元だったりもするんです。さっそく冷えケアをしましょう。

手足の冷えを解消する



体内の熱は筋肉で作られます。でも女性は男性に比べると筋肉量がどうしても少ないので体が冷えやすいんですね。手足が夏でも冷たいという女性けっこういます。

もちろん手足にも血液は送られているのですが、心臓から遠いために指先の方までくる間に冷えてしまいます。その冷えた血液が心臓に戻されると体全体が寒くなってしまうので、心臓は手足にあまり血液を送りたがらなくなります。そのため手足がいつも冷えたままになってしまうんです。

ではどうすればいいのか。まずは体全体を温かいと感じさせることがポイントです。体が温かいなと思うと安心して手足まで十分な血液を送ってくれるのです。寒さを敏感に感じるのは腰と言われています。腰にカイロを貼ったり、腹巻きを利用したりして温めましょう。

また手が冷えるときは二の腕も冷たくなっていると思います。とくに二の腕の後ろの部分を温めましょう。インナーウェアをタンクトップではなく、半袖にすると手の冷えがずいぶん違うはずです。

足の冷えは膝の後ろを温めるのがポイント。膝の裏は血管が皮膚の表面近くを通っているので、血液が冷やされやすいんですね。なので、タイツや膝のサポーターなどを利用すると良いです。

そしてやはり少しでも筋肉量を増やすことも大事だと思います。もちろんすぐに筋肉量が増えるわけではありませんが、運動をすることで血流もよくなって手足の冷えはすぐに解消されます。私はランニングを秋から始めたのですが、この冬は手足の冷えをほとんど感じずにすみました。もちろん今年は暖冬だったということもありますが、運動のおかげでもあると思っています。


湯冷めを防ぐ



お風呂からでた後、すぐに湯冷めしてしまっていませんか。寒い時期はとくに、体が温かいまま布団に入れば気持ちよく眠れるのですが、体が冷えきってしまっていると寝付けなくてたいへんですよね。

湯冷めしないためにはぬるめのお湯に長く浸かること。40度以下が目安です。体が温まるまでは時間がかかりますが、冷えるのにも時間がかかります。逆に熱いお湯に浸かるとすぐに体は熱くなりますが、お湯から出ると体はすぐに冷やさなくては!とがんばるのであっという間に冷えてしまうことがあります。

湯冷めを防ぐには入浴剤の利用もおすすめ。入浴剤の成分が皮膚をおおって、体から熱が逃げないようにしてくれます。温泉に入ると湯冷めしにくいのも同じような現象です。

そしてお風呂からでたら、全身にボディクリームを塗りましょう。体の水分を拭いたらすぐにです。皮膚に油分の膜ができることで体温を逃がしにくくしてくれます。

また体を冷やさないようにするには首と腰を温めます。タートルネックの部屋着やネックウォーマー、腹巻きなどをして湯冷めを防ぎましょう。

クーラーの冷えから体を守る



毎年のように猛暑、猛暑と言われていますが、一日中熱いところにいる人はほとんどいませんよね。ほとんどの人はオフィスのクーラーのよく効いたところにいるのではないでしょうか。

しかも夏は外に出ればすぐに汗をかきます。汗が蒸発するときに熱を奪うので体はあっという間に冷えます。熱い季節だからこそ体が冷えてしまうんですね。

冷房で寒い室内と熱い屋外、どちらでも快適に過ごせるように服で調節しましょう。室内では首と二の腕のうしろ、腰、膝の裏を冷やさないようにします。ノースリーブではなく半袖をきたり、首にはスカーフをまいたり、腰にはストールをまいたりなどすると保温できますね。

また汗をかいたらそのままにしておかないですぐに拭くか着替えるかしましょう。

膀胱炎にならないために



女性は膀胱炎になりやすいと言われています。尿道が短いので、菌が膀胱に入りやすいんですね。そして、膀胱炎になりやすいのは体が冷えている時。免疫機能が低下しているために、菌が繁殖しやすいんです。とくに腰回りは温かくしておきましょう。

膀胱炎になるとたびたびトイレに行きたくなります。そして排尿時に痛みをともなうように。なんともいや~な痛みなんですよね。膀胱炎かなと思ったらすぐに病院を受診しましょう。抗生剤を飲むなどして治療をしないと何度も繰り返すようになったり、進行すると腎盂炎になってしまいます。

また水分をたっぷりとって、尿の量も増やしましょう。トイレは絶対にがまんしてはいけません。菌が繁殖する前に尿といっしょに排泄してしまえば膀胱炎にならずに済みます。

ただ水分をとるときは冷たいものはなるべくさけ、常温あるいは温かいものをとるようにしてください。冷たいものばかりですと胃腸にも負担をかけてしまいます。

自然治癒力を育てよう

現代人の生活が病気をつくる



本当に現在の生活は便利ですよね。
熱くても寒くてもエアコンひとつで快適な部屋になりますし、掃除もルンバにまかせればよし。食洗機や洗濯機もあるのが当たり前なので、家事も昔に比べたら楽なもんです。しかもエスカレーターやエレベーターを使えば階段をのぼる必要もなし。どこへ行くのも車に乗ってしまえば歩くこともないです。座ったままで何でもできてしまうのが現代社会なんですね。

でもこの「体に負荷がかかっていない」ということが問題になっていると思います。本来私達の体は寒ければ熱を作り出し、暑ければ汗を出して調節するのですが、それさえもする必要がなくなっています。これも自然治癒力といえると思うのですが、その能力も育たないということになります。

またストレスはすべて悪、のようなイメージもありますが、適度なストレスも体にとっては必要なものです。ストレスが体にかかると抗ストレス性のホルモンがでて、ストレスに打ち勝とうとしてくれます。でもそんなストレスに対するトレーニングさえできていなかったら、ちょっとしたストレスでもすぐに体はボロボロになってしまうんですね。

人間関係でも同じことが言えると思います。とくに若い世代の人たちは傷つきたくない、面倒なことは避けたいと思っているので、どうしても人間関係が希薄になっているのではないでしょうか。ネットの世界にしか興味が無い人も多いですよね。精神的な弱さが気になります。

そして、仕事でも休日でもテレビ、パソコン、スマホは手放すことができないので頭ばかり使う生活になっています。このバランスの崩れが生活習慣病の一因になっているのは確かですね。

なぜ病気になったのかを考える



病気になるのにはすべて原因があると思います。だから、「病気が治らなかったらどうしよう」「なんで私ばかりが?」と悩むより、なんでその病気になってしまったのかをよく考える必要がありますよね。原因がわかってそれを解決しないとまた再発してしまう可能性もあります。

そしてその原因は患者さん本人にしかわかりません。医者に聞いてもわかりませんよね。

「その病気になったのも何か意味があるのかもしれない」「原因になる習慣をやめたらきっと病気も治る」という風に考えることも必要です。人間には元々自然治癒力がありますから、つねに体を健康に保とうとします。それを妨げてしまうのは一体なんなのか。冷え、乱れた食生活、乱れた生活習慣、運動不足、強いストレスなどいろいろ考えられると思います。

それから高額納税者である斎藤一人さんがガンになる原因についてこんなことをおっしゃっていました。「ガンになる原因はガンコと頑張りすぎだよ」と。人の意見もきかないでガンコになっていたり、がんばらなきゃ~って無理したりしてると体に出てしまうのかもしれませんね。考え方ひとつで防げる病気もたくさんあると思います。

伝統食を見直す



いつまでも健康的に過ごすためには、運動不足やストレスを解消するのももちろん大事ですが、一番は食生活を見直すこと。

今は農業技術も進歩して一年中同じ野菜がスーパーに並んでいますよね。その野菜の旬なんて無視して作られているわけです。冬に夏野菜をたべたり、夏に冬野菜を食べたりすれば、やはり体にはよくないです。食事でも、その季節にあった食材を食べて熱を作ったり、汗をだしたりして調節していたはずなのに、それさえもしなくなっています。

しかも冷蔵庫の登場で、いつでも冷たい食べ物を食べられるようになりました。これが冷えの要因にもなりますね。

ユネスコ無形文化遺産に登録され、今、和食が世界で注目されています。でもアメリカではずい分前から日本の伝統食に注目が集まっていたようです。1977年にフォード大統領がマクガバンレポートというのを発表したのですが、それには日本の元禄以前の食事が理想的だと書かれていました。病気を予防するには食生活が大事なんだということを世界ではじめて公式に広めたんだそうです。

それ以来、アメリカ人は食にもこだわるようになり死亡率も減少しています。それなのに、日本では食をいい加減にしてしまっているので逆にガンの死亡率をあげてしまっているのですから情けないですよね。今こそ日本の伝統食に再注目するべきです。

日本の伝統食っていっても難しく考える必要はないです。玄米菜食を意識しつつ、肉を食べすぎない、食品添加物をなるべくさけるくらいでいいのではないでしょうか。もちろん徹底した方が良いのでしょうが、それで食べることがつまらなくなってしまってはダメですよね。完全に玄米食にすると食べにくいのであれば、白米に少しだけ混ぜて炊くのでも十分です。

昔から日本人が食してきたものを取り入れれば、自然治癒力のアップにもつながるはずです。

そして大切なのはよ~く噛むこと。一口30回は噛みたいですね。なかなか難しいのですが、意識するだけでも少しは回数が増えますよ。

どうしても食生活が乱れて十分な栄養が取れないのであれば、サプリメントに頼ってもOK。サプリメントもいろいろなものが市販されていますし、サプリじゃなくても酵素ドリンクなども良いと思います。頼れる部分はどんどん頼ってしまいましょう。今日はなんだかジャンクフードしか食べてない・・・と罪悪感を感じるよりもサプリを飲むことで少し気持ちが軽くなるなら、それはそれで良いですよね。

ちなみに私のおすすめは「サジージュース」。サジーという果物があるのですが、とにかく栄養が豊富なんです。このジュースを毎日少しでも飲めば貧血や便秘、美容、冷えなどなどを解消してくれるんです。味はあまり美味しいとは言えませんが、これで健康をキープできるなら簡単で良いですよね。もちろん普段の食生活にも気をつけなければいけませんよ。

快眠のためにやるべき5つのこと

ぐっすり眠れていますか?睡眠時間は十分とれているはずなのに、朝起きたときに疲れている、だるい、日中も元気が出ないと感じているのであれば、ぐっすり眠れているとはいいがたいですね。

今は夜遅くまで仕事をする人も多いですし、電気がこうこうとついているコンビニもたくさんありますし、ストレスも多いですよね。なので本当に快眠できている人がどれくらいいるのか気になります。

睡眠時間



適度な睡眠時間は6~8時間と言われています。ある研究報告によると、睡眠時間が5時間以下でも、10時間以上でも血糖値や血圧に異常があらわれ、生活習慣病脳卒中になる危険性がたかくなるのだそう。

でも何時間が最適かというのは人によってかなりばらつきがあるようにも思います。3時間も寝れば十分というショートスリーパーもいますし、逆に10時間くらい寝ないと寝た気がしないというロングスリーパーもいます。適切な睡眠時間はその人の性格にもよるらしいので、自分で試してみて一番しっくりくる時間を適切な睡眠時間と定めましょう。

睡眠の質を高めるには



まずは昼間、活動的に元気に過ごすことです。日光に当たるとセロトニンという物質がでます。この物質は精神を安定してくれイライラやくよくよする気持ちを抑えてくれるんですね。幸せホルモンとも呼ばれているんですよ。そしてこのセロトニン、夜になるとメラトニンという物質に変化。眠りに導きます。

また寝る前の飲酒や喫煙、カフェインの摂取はひかえます。お酒を飲まないと寝られないという人もいますが、寝付きが良くなってもその後熟睡できているかというとそうでもないんですね。

タバコのニコチンやコーヒーなどに含まれるカフェインは覚醒作用があるのでNG。寝る前に何か飲むなら温めたミルクがおすすめです。牛乳に含まれるトリプトファンという成分にリラックス効果があることがわかっています。大豆やチーズ、バナナ、アボカド、緑黄色野菜にも含まれていますよ。


何時に寝るのがベスト?



まずは朝起きる時間を決めます。私は5時に起きるのですが、6時間は睡眠時間をとりたいので、夜11時には眠りについていたいということになります。布団に入るのはその20分前として、10時40分。何か用事があったり、週末はもっと起きていたいと思って就寝時間が乱れてしまうことも多々ありますが、できるだけリズムは崩さない方が良いです。

とくに深夜2~3時は体温がもっとも下がって眠りも深くなる時間。この時間は何がなんでも寝ていたいですね。反対に17~22時と言うのは眠りにつきにくい時間なのだそう。この時間に眠ろう眠ろうと思っても体が受け付けないんですね。

布団に入ってもなかなか寝付けない時は?



布団に入ってもなかなか眠れず1時間でも2時間でも横になっている人がいます。でも眠れない時は一度布団からでて、何か違うことをするほうが効果的。テレビやスマホを見てしまうと覚醒してしまうので、読書や日記をかくなどがおすすめ。私はつねに枕元に何冊か本を置いてあるのですが、今その中にあまりおもしろくない小説があるんです。まだ眠くないな~という時でもその小説を数ページ読むといつの間にか寝てしまっているんですよね。電気もつけっぱなしで。人によってはそういう本があるといいかもしれませんね。

不眠を訴える人の中には、とにかく寝なくては、睡眠時間を少しでも長く取らなくてはと考えてしまう人がいますが、睡眠は時間よりも質を上げることの方が重要。早寝を心がけるよりも、少し遅くなってもぐっすり眠れた方が体も脳もスッキリします。

布団の選び方も重要です。ほどよく体圧を分散してくれる布団のほうが寝返りを自然に行えるので、腰や背中に負担をかけやすく心地よい眠りを続けることができます。特に腰痛やヘルニアがある方は沈み込んでしまう布団はNGなので気を付けてください。

【参考】腰痛持ちの布団

より質の良い睡眠をとるためにやるべきこと



①就寝時間、起床時間を決めておく
朝の光を浴びると体内時計がリセットされる。それによって夜眠たくなる時間が決まってくるので、朝起きる時間だけは乱さない方がよい。起きたらまずはカーテンを開ける。

②布団に入ったら光を見ない
LED照明やスマホの光は脳を覚醒させてしまう。寝室の照明は白熱灯や間接照明が理想。布団に入ったらスマホもオフ。

③体を温めすぎない
寝ているときは体温が下がっているので、それにむけて準備をする。なので寝る前に熱いお風呂に入るのはNG。ぬるいお湯に使って適度に体を温める。快適な睡眠には「頭寒足熱」がベストなので、電気毛布などで全身を温めてしまうのもおすすめできない。やはり昔からある湯たんぽが◎。

④寝る前に食べない
遅い時間に食事をすると寝ているときに消化活動をしなければならず、体が休まらない。できれば夕食は午後8時までには済ませたい。その後に少しお菓子が食べたいなということもあるが、夜食べるとすぐに脂肪になるのでダイエットにもNG。夕食を済ませたらすぐに歯を磨いてしまうのもいいかも。

⑤ルーティン化する
何時にお風呂に入って、何時に歯を磨いて、トイレに行って~というのを決めてしまうと、自然に決まった時間に眠くなる。子供でもそうですよね。時間を決めてしまったほうが楽。

朝、なかなか起きられない人は・・・



とくに寒い時期は朝、目が覚めても「まだ起きたくない」とグズグズ布団の中にいることよくありますよね。まだ体がだるくて、寝足りないと感じているとよけいそうかもしれません。

でもそういう人こそ早く起きて活動を始めるべき。そのために朝起きたら甘いモノを食べましょう。糖分を摂ると脳や神経が活性化され活動的になれます。もしかしたら睡眠不足ではなく、低血糖で動きたくないのかもしれません。一度試してみては。しかも、朝起きたら甘いものが食べられると思うと、それだけで翌日起きるのが楽しみになりませんか。ダイエット中でも朝ならスイーツもOKにしましょう。

ワクワクする人生を送るためにできること

 

趣味を持つ



仕事だけに一生懸命になるのもちろん素敵です。男の人ならなおさら。でも本当に仕事だけで趣味がまったくないのもどうかなと。趣味で得たことや感じたことが仕事に結びつくということもあると思うんですよね。

そして定年退職をした男性で、趣味がない人は急に老け込んでしまうって言いますよね。毎日たくさんの自由時間を得たはいいけど、何をしたらいいかわからない、ただ時が経つのを待つだけでは寂しいと思いませんか。

趣味がない、見つからないという人もいますが、なんでもいいんです。これをしている時が楽しい、元気になれるということを探しましょう

趣味には2種類あります。一つ目は受動的趣味。楽しさを買うという感じですね。例えばCDを買って音楽を聴いたり、歌舞伎を見に行ったり、本を読んだりなどです。

二つ目は能動的趣味で自分で楽しさを生み出す趣味のことです。例えばスポーツや旅行、料理、登山など。実際に自分で動いてみて、あぁしよう、こうしようと試行錯誤するものです。クリエイティブな活動でもありますね。

どちらが良いということではないです。どちらでも楽しければいいんです。でも趣味はできればひとつだけではなくていろいろあったほうがいいと思います。脳は飽きっぽいですし、さまざまな趣味を楽しむことで脳の違う部分が活性化されより長生きできるはずですよ。

ちなみに私の趣味のひとつは神社巡り。神社によっては長い階段を登らなければならなかったり、山の上まで歩かなければならなかったりとけっこうハードな運動になることも。神社巡りを始めたころは体力がなくて階段がつらく感じました。でもこれではいけないとランニングを始めたのですが、どんどん長い距離を走れるようになって、体を鍛えることって意外と面白いかもと感じるように。今ではスポーツジムにも通っています。ひとつの趣味からほかのことへ興味が広がっていくこともありますよね。

神社巡りがおすすめなのはそれだけではなくて、自然に癒されるということ。どんなに周りがにぎわっている街中でも神社には大きな木があって自然があって、そこにいるだけで落ち着いた気分になれます。

それからお参りすることで日ごろの感謝の気持ちを抱きますよね。精神的にもすごく良いと思います。お参りをした後はそこの地元の食べ物を食べると決めているので、それも楽しみになります。

神社巡りおすすめですよ。日本全国にありますから巡りがいがありますよね。

仲間を持つ



感動するということが脳にはすごく良いそうです。それもひとりではなく誰かとそれを共有することが大事なんだとか。まずは自分のパートナーと同じ楽しみを持ちたいですね。やはり旅行は良いと思います。同じものを見て感じて、感想を言い合って・・・というのが理想的。でも長い旅行になると、ず~っと一緒にいるとけんかになってしまうことも。数時間でも別行動をするとまた新鮮ですよね。

あるいは趣味仲間を持つのも◎。同じような感覚を持つ人達が集まっていることが多いので、話が合うでしょうし、刺激にもなるでしょう。

ストレスとの付き合い方

現代はストレス社会と呼ばれています。ストレスの原因はさまざまで、人間関係だったり、職業的なもの、家庭でのこと、大気汚染などの環境によるもの、そしてIT的ストレスと呼ばれるものなどです。でもこれらはどうしたって生きている限り避けることはできませんよね。

ただ同じようなことでも人によってはすごいストレスだと感じたり、とくに何も感じていなかったりします。考え方ひとつで変わることもありますから、あまりストレス!ストレス!と思い続けないようにしましょう。ストレスがまったくない状態だったら、それはそれでつまらない人生かもしれませんよ。常にイライラ、カッカカッカしていたら血圧も上がってしまいます。心に余裕を持てるといいですね。

自分なりのストレス解消法を見つけましょう。もちろん趣味でもいいですが、昔から良いとされているのが入浴と睡眠。41度以下のぬるめのお湯にゆ~っくり入りましょう。湯船の中にまでスマホを持ち込んで、つねに情報を得ている人もいますが、できればバスタイムぐらいぼ~っとしたいと思いませんか。また日本は温泉天国ですし、最近はスーパー銭湯のような施設も増えていますから、ストレスや疲れがたまってきたなと思ったら出かけてみましょう。

またよい眠りを追及することも大事。寝室の環境を整えたり、寝やすい寝具に変えたりすることももちろん必要なのですが、どのような気持ちで眠りにつくかということがポイントだと思います。

イライラしたり、くよくよしたり、悩みをずっしりと抱えたままですと、寝付きが悪いのはもちろんですが、夜中に目が覚めたり、変な夢を見たりしませんか。寝る前にはすっきりした気分になっていたほうが良いですよね。おすすめは日記をつけること。なんでもよいのでそのときに思っていることを書き出してみると考えが整理されたり、大した悩みじゃないのかもと思えてしまうから不思議。誰に見せるわけではないので、とにかく自分の素直な気持ちを書くことが大事なんですよ。

おしゃれごごろを忘れない



同窓会や結婚式など、いつもとは違ってとにかくおしゃれをして行かなければならない時ってワクワクしませんか。何日も前からコーディネートを考えたり、丁寧にメイクをしたり・・・。それだけで脳は活性化してアンチエイジングになるんですよ。

普段の生活ではおしゃれをして出かけることなんてないし、という人は思い切って高級ホテルのロビーに行ってみては?その場にいる人たちの雰囲気も違いますし、セレブになったような気分でふるまえば、人生がグレードアップすること間違いなしですよ。

また異性を意識することも忘れてはいけません。不倫やら浮気となると問題ですが、あぁこの人素敵だなと思うことでいろいろなホルモンが出て、生き生きすることが分かっています。地域の会合でもイベントでもなんでもいいのですが、異性も集まる場所に積極的に出かけることも、健康を保つためには大切です。

とにかく健康で長生きするには、人生を楽しむこと、ワクワクすることを見つけること、それに限ると思います。

花粉症の季節がやってきました!

今年も花粉症の時期がやってきましたね!よくテレビでもスギの葉から花粉が大量に飛び散る映像が流れていますが、たとえ映像であっても重い花粉症の人にとってはつらいんですよね。

私は花粉症ではないのですが、小学生の娘がすでにそうなんです。去年、鼻水や鼻詰まりの症状があって病院へ行ったのですが、熱はないからもしかしたら花粉症かもといわれました。それで採血をしてアレルギー検査をしてもらったのですが、みごとにスギに反応が出ていました。

そして今年。娘が少し前から目がかゆい、鼻が詰まると言い出したので、花粉だ!と思いましたね。すぐに病院へ行き薬をもらってきました。やはり子供なので市販のものよりも病院で処方されたものの方が安心だと思ったからです。

娘に処方された薬はクラリチンレディタブ錠とゼぺリン点眼液です。錠剤のほうは鼻水やくしゃみ、かゆみなどのアレルギー症状を抑えるもので、点眼液のほうも目の充血やかゆみなどを抑えるものらしいです。薬を使い出してまだ2日しか経っていませんが、効き目はすごいようで、「目もかゆくないし、鼻もつまってない!」とはしゃぎながら学校から帰ってきました。

子供も花粉症の症状があったらつらいんですよね。普段あまり薬を飲ませることはないのですが、やはりつらい症状をがまんさせるのもかわいそうかな、ピーク時だけでも薬を飲ませようかなと思いました。

同時に、いかに花粉に触れさせないかを考えなくてはいけませんよね。私自身が花粉症ではないので、今まであまり対策などをしてこなかったのですが、これではだめだと思い花粉症対策を調べてみました。

花粉症を少しでも楽にするためにできること



①マスクをして寝る
娘は朝起きたときに一番、鼻の症状がひどいらしいです。モーニングアタックというらしいのですが、花粉症の半数近くの人がそうらしいです。寝ているときに吸い込んでしまった花粉が症状を引き起こしたり、起きたときに床や布団についていた花粉が舞い上がったり、自律神経の働きがまだ活発でないので体が対処できなかったりするのが原因です。なのでマスクをして寝ることで朝のつらい症状が少し楽になります。

②目は冷たい水で冷やす
朝の洗顔をお湯ですると目のかゆみが強くなることも。洗顔は水でするようにして、かゆみが我慢できない時は冷たいタオルなどでひやすと良いです。こすらないことが大事です。

③花粉情報を手に入れる
毎朝テレビでも花粉情報は流れていますよね。今日の花粉の飛散量は多いのか、少ないのかをチェックして、外出しなければならない時は対策を考えましょう。晴れや曇りの日、最高気温が高い日、湿度が低い日、風が強い日、前日が雨だった日などは特に注意です。また午後1時から3時ごろが一番花粉量が多いのだそう。一日の予定を立てるときに、外出にはその時間は外すと良いかもしれません。

④マスク選び
今や市販されているマスクの数やすごいものがありますよね。先日行った病院に併設されている小さな薬局でも20種類のマスクが置いてありました。安いものから高いものまでさまざまですが、高価なマスクが一番ということもないようです。抗菌剤が使われていたり、マスクに独特なにおいがついているとそれだけで頭が痛くなったりする人もいます。いくつか試してみて自分に合ったものを使いましょう。

またマスクをずっとつけていると耳が痛くなりませんか?やさしい付け心地のものもありますが、みなさんいろいろ工夫しているみたいですね。耳が当たるところに脱脂綿をまいたり、耳のよこで二つ縛りをしてその髪の毛のゴムのところにマスクのひもを引っかけたりなど。最近ではひもを首にひっかけるグッズもあります。マスクは花粉症対策の基本ですから、とことんこだわりましょう。

⑤洋服の選び方
コートやズボンに折り返しの部分があるとそこに花粉がたまりやすくなります。できれば化学繊維でできたつるんとした素材のものを選びましょう。花粉が付きにくいですし、落とすのも簡単です。
またマフラーやスカーフも花粉がたまりがちです。

そして花粉がたくさんつくのが髪の毛。濡れていたり、整髪料をつけているときは要注意。外出するときは帽子が必須です。

⑥公共の場で
電車やバスに乗るときはドアの近くはさけましょう。多くの人が出入りするところはどうしても花粉も一緒に入ってきてしまいがち。バスなら一番奥の席がおすすめです。

職場や学校についたら、まず手洗いうがいを。できれば洗顔や洗眼もするといいのですが。一番外側に来ていたコートなどはカバーをかけたり、袋にいれたりして保管し花粉が飛び散らないようにしたいですね。

⑦こまめに洗濯をする
帰宅したらすぐに着替え、洗える洋服は洗ってしまいましょう。服だけではなくタオルやシーツ、ラグなどなどできるだけこまめに洗うことで室内の花粉量がグッと減らせるはずです。

ただ外に干しては意味がないので、乾燥機などに頼らなければなりませんね。私も室内に干し切れなかったものは近所のコインランドリ-に持っていき乾燥だけするようにしています。

⑧こまめに掃除をする
とにかくこまめに掃除機をかけたり拭き掃除をしたり、粘着ローラーでコロコロしたりと室内をきれいにしておきましょう。
掃除機は花粉を舞い上がらせてしまったり、排気口から花粉が出てきてしまって意味がないということも言われていますが、やらないよりはやった方がましですよね。紙パックも花粉をキャッチするものを使いましょう。
それから忘れてならないのが網戸。網戸に花粉がたくさんついていたら、窓を開け閉めするたびに花粉が舞い込んできます。でも網戸の掃除って意外とめんどうなんですよね。花粉の時期だけでも全部取り外してしまおうかなとも思っていますが、それをしまって置く場所がなかなかないので困っています。


⑨規則正しい生活
鼻詰まりなどがひどいと食欲もわかなくなりますが、やはり栄養をたっぷり取って、よく休んで、運動もして、という規則正しい生活が大事です。

とくに睡眠は重要だと思います。快眠はホルモン、自律神経、免疫のバランスを整えてくれるので体の自然治癒力が高まります。鼻水が出たり、目がかゆかったりするとなかなか寝付けないこともあるかと思いますが、リラックスできる音楽をかけたり、深呼吸をしたり、ハーブティーを飲んだりと工夫しましょう。また寝具を変えることで快眠につながることもあります。

アンチエイジングは食事から!

腹八分目をめざす!



今の時代、何でもすぐに食べ物が手に入ります。わざわざ材料を買ってきて料理しなくても、すでにできたものがコンビニに売っていますから食べ物のありがたみなんかも薄れてきているように感じます。

食べ過ぎは生活習慣病を始め、いろいろな病気のもとになります。それに仕事の質も落としますよね。昼食を目いっぱいとってしまうと、午後は眠くなってしまってうつらうつらしてしまうことも。

「腹八分目に医者いらず」という言葉があるように昔から食べ過ぎを戒める考え方はありました。腹八分目って結局どのくらい?と思いますが、もう少し食べたいんだけどな~という時点で食事を終えるぐらいがちょうどよいのだとか。そこが難しいんですけどね。

でも早食いだったり、ながら食べだったりすると、「もう少し~」の時点に気づかずに食べ過ぎてしまいます。1人で食べるときは、食べることだけに集中して、誰かと食べるときは会話を楽しみながらゆっくり食べることを心がけたいですね。私も家で一人で食事するときは、ついついテレビの前に座って観ながら食べてしまいます・・・。

栄養バランスを考えて食べる



一昔前は粗食が健康、長生きの秘訣だといわれていました。でも今はその考え方は否定されていて、高齢者でもあっさりしたものを食べるよりはしっかり食べることを推奨しています。

この「しっかり食べる」ということは、3食食べることとタンパク質を十分に摂ること。タンパク質として肉も魚も植物性もすべて同じくらいの比率で摂るのが望ましいです。

以前は1日に30品目食べることが推奨されていました。でもはっきり言って無理ですよね。30品目ってなかなかです。やはり世間の声も同じような感じで、今は「バランスよく食べる」ということが食生活指針でいわれています。

このバランスの良い食事というのはタンパク質を15%、脂質を25%、糖質(炭水化物)を60%の比率で摂るということ。それプラス、ビタミン、ミネラル、食物繊維が取れれば完ぺきです。

理想の食事としてよく言われるのが「マゴワヤサシイ」です。
マ・・・豆類
ゴ・・・ゴマ
ワ・・・ワカメなどの海藻類
ヤ・・・野菜
サ・・・魚
シ・・・シイタケなどのキノコ類
イ・・・イモ類
これらの食材をまんべんなくとりましょうということなんですね。

この中に肉は含まれていませんが、肉がダメっていうことはないと思います。高齢者にも積極的に食べさせようという意見もありますし。ただ脂たっぷりのお肉ばかりを食べていてはいけないよということですね。

バランスの良い食事を普段から心がけていれば、何かの栄養素が極端に不足してしまうということはありません。でも日本人に不足気味なのはカルシウム。日本の土壌のせいだとも、乳製品を受け付けない体質の人も多いからだとも言われていますが、カルシウム不足は骨の形成に関わってきますので、積極的に摂りましょう。

カルシウム不足だとイライラしてしまうとも言われていますよね。大人でも子供でもキレやすい人が多いのはもしかしたらカルシウム不足なのかも。体の中でカルシウムを効率よく利用するにはビタミンDも一緒に摂ってください。

よく噛んで食べる



最近の子供のアゴって細くとがっていると思いませんか。永久歯に変わった時にあごが小さいために歯が並びきらなくて八重歯になったりする子供が増えていると聞いたことがあります。実際私の娘も、今現在ちょうど永久歯への生え変わりの時期。先日、歯医者さんに「歯が出るところがなくて八重歯になりそう、矯正も考えたほうがいいかも」といわれたばかりです。矯正すべきか?悩みどころです。

なぜ歯が並びきらないほどあごが小さいのか。それは子供のころから柔らかいものだけを食べてきたからなんだそう。娘の大好物はカレーライスやラーメン、ハンバーグなど。たしかに柔らかい食べ物ばかりで、しっかり噛まなければ食べられないものではないですよね。

でもこのことは子供に限りません。大人だって同じようなもの。忙しくてゆっくり噛んでいる時間さえないのかもしれませんね。ガツガツとかきこんだり、お茶や水で流し込んだりしていませんか。一口一口味わって食べるということが今は難しかったりするのかもしれません。本来は贅沢な時間なんでしょうけどね。

一口につき30回は噛むようにとよく言われますね。噛むことが健康につながることは間違いないんです。まず肥満を防止できる、味覚が発達する、滑舌がよくなる、脳が発達する、歯の病気を予防する、ガンの予防をするのだそう。一口入れては箸を置き、噛むことに集中する。なかなかそこまでは難しいかもしれませんが、それがいずれ健康、長生きにつながっていくのですから、少しでも意識できたらいいですね。私も気をつけようと思います。

料理でアンチエイジング



料理をするということは脳をフル回転するということ。まず献立を考えて、買い物に行き、段取りを考えながら下ごしらえをし、包丁などの危険なものを扱いながら、5感を使って料理するのですから、脳は活性化するにきまってますよね。女性が長生きするのは料理をするからだとも言われています。

最近は男の人も料理をする人が増えてきて、男のための料理教室などもよく耳にします。けっこう人気があるみたいですね。そして男の人は一度ハマるととことんこだわって作るようになるようです。そうなればしめたもの。おだてて、ほめて、休日の料理担当は旦那様にしてもらいましょう。

夫が定年退職して家にいるようになると、妻は1日3食作らなければなりません。お昼近くになるとそろそろ昼食を準備しなくちゃとプレッシャーになります。一人で家にいるころは昨夜の夕飯や朝食の残りなどを適当に食べていたのに、夫の昼食も作らなければと思うことで精神的におかしくなってしまう女の人が多いのだとか。その気持ちわかります!1日3食準備するのって本当に大変ですよね。なので、夫が簡単なものでも良いので昼食を作ってくれるといつまでも円満でいられるのだそう。夫も脳の活性化につながってボケ防止になりますし良いことづくめですね。

血圧のコントロールをしよう

若い人~75歳未満の高齢者の人の場合、140/90mmHg未満。
75歳以上の高齢者の場合、150/90mmHg未満が血圧の目標値になっています。

でも病院で血圧を測ったときに正常値でも、家ではもっと高い値が出ることがあります。仮面高血圧と呼ばれるそうですが、家でも血圧をコントロールできていないと結局は心臓病や脳卒中が起こるリスクが高いままです。

自分の本当の血圧はどのくらいなのか知っていますか。朝、起きて1時間以内と夜、寝る前に血圧を測ってみましょう。正しい測りかたは、まず排尿をすませ、食事や薬を飲む前に、椅子に座って1~2分静かにしています。できれば毎日決まった時間に測りましょう。血圧計は二の腕に巻くタイプがベスト。毎日記録すると医師にも相談しやすいですね。

高血圧だとわかった場合でも、急激に血圧を下げることをしなくてもいいんです。むしろ高血圧の状態に体が慣れてしまっているので、急に血圧が下がるとめまいを起こしたり、ふらついたりします。血圧はあせらず確実に下げるというのが基本です。最低でも2~3か月はかかります。

高血圧になるとこんな病気のリスクが高まります



①心臓病
高血圧になると血管を血液が通りにくくなるので、心臓はより強い力で血液を送り出します。すると心臓は肥大化しますし、血管は動脈硬化が進みます。このことから心筋梗塞狭心症を引き起こし、やがて心臓はどんどん弱まりついには心不全となって死んでしまいます。

脳卒中
日本人の死因第3位が脳卒中。また寝たきりになってしまう原因の40パーセントは脳卒中とも言われています。脳卒中の要因は高血圧と糖脳病、不整脈なので血糖値なども気にしつつ、血圧もコントロールしなければなりません。

③腎臓病
腎臓には細い血管がたくさん集まっているので、高血圧の状態が長く続いていると腎臓には大打撃なんです。腎臓の細胞が壊れていくと、老廃物を処理しきれなくなって、腎臓移植や人工透析などをしなければならなくなります。腎臓が悪くなると心臓にもダメージがあるので気をつけなければなりません。

認知症
高血圧ですと認知症にかかりやすいといわれています。また糖尿病や脂質異常症認知症にかかるリスクを高めるので、認知症予防のためにも日ごろの生活をあらためた方がよいかもしれませんね。

高血圧を予防・治療するためにできること



☆減塩
高血圧の予防や治療で基本になるのが減塩です。塩分を摂りすぎると、薄めるために体は血液中の水分を増やします。血液量が増えると血管にかかる圧が高くなってしまうのです。

そうはいっても、味の薄い食事はつまらないですよね。工夫が必要です。塩の代わりに酢やレモンを使ったり、ソースや醤油をおかずに直接かけないで、小皿に出してつけて食べるようにしたり、ラーメンやうどんのつゆまでは飲まないようにしたり、野菜や果物を多くとるように心がけましょう。一度濃い味付けに慣れてしまうと薄い味付けのものに物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、その分素材のおいしさを味わえるといいですね。

また外食の時はとくに要注意。丼ものはご飯にもつゆが染み込んでいるのでなるべく避けたいもの。例えばかつ丼を食べたいときはとんかつ定食にした方が塩分が少なくて済みます。かに玉や八宝菜など、とろみのある料理はあんに塩分が多く使われているのでNG。またハムやソーセージ、ベーコンもなるべくひかえましょう。

☆運動
運動することで血流が良くなって血管が広くなります。血管が広がると血圧も下がります。また運動をすると肥満やストレスの解消にもなります。

仕事に忙しい日常でも少しの工夫で運動はできますよ。通勤ではひとつ前のバス停や駅で降りて歩く、階段を使う、昼食をとるお店は離れた場所にする、なるべく車は使わないなどなど。

ただ筋肉トレーニングなど激しい運動はNG。それよりもウォーキングや水泳、ジョギング、サイクリングなどの有酸素運動をしましょう。目標は週に3回ほど。続けるのはなかなか大変なことなんですが、まずは無理をしないこと。もうちょっとできるかなくらいでやめておくのがベスト。それから一緒に運動をする仲間がいると張り合いになりますね。

☆ストレス解消
ストレスは血圧を上げるもと。私はストレスなんて感じていないわ~といっている人もいますが、無意識のうちにためこんでしまっている可能性も。実は私がそうだったんですが、自分の感情を無意識に抑えてしまっていたようで、ある日突然爆発!感情がうわ~っと出てしまいました。でもそれによってすっきり。大人だからって感情を抑えたらだめなんです。笑ったり怒ったり、泣いたりするのがふつうなんですよね。

☆禁煙
タバコのニコチンが副腎を刺激して、血圧を上げるホルモンを分泌します。交感神経も刺激して興奮するので、喫煙は高血圧で悩む人にとっては大敵。ほかにもさまざまな病気の要因になりますから禁煙することをおすすめします。

思い切ってタバコや灰皿を捨てて、家族や友人、職場の同僚などに宣言してしまいましょう。どうしても口さみしい時は禁煙パイプやガム、飴などでごまかして。でもこのガムや飴はシュガーレスのものを。そして禁煙を始める日は誕生日などの特別な日がおすすめです。決意が固くなって続きやすいのだそう。